TRPGとはちょっと違う!?マーダーミステリーを初体験してみた
一生に一度しかできないという「マーダーミステリー」というジャンルのゲームがあります。
その名の通り、殺人事件の謎を解くゲームです。
とあるダーツのプロ選手まよんぬのツイートを見て、このマーダーミステリーの専用アプリがあることを知り、職場の仲間と遊んでみました。
まよんぬのツイートはこちら
殺人事件を題材にした、人狼ゲームというか推理ゲームである【マーダーミステリー】というものに、初挑戦します!
— まよんぬ(森田真結子)🎯MAYO G3発売中🥰 (@mayodarts) 2021年7月6日
7月19日、ニコ生でのネタバレ放送は、リアルタイムにゲームの進行を観れる配信となってます📺
ぜひお楽しみに〜☺️ https://t.co/WA06HeLlCX
マーダーミステリーとは
パーティーゲームのひとつです。
各プレイヤーは用意されたシナリオの登場人物の一人となり、隠された謎を解いていくTRPGに近いゲームとなります。
シナリオやシステムによって多少変わるものがあるかもしれませんが、主な特徴はこんな感じです。
- プレイヤーが犯人となることもある
- それぞれの登場人物が他者にバレてはいけない秘密をもっている
- 秘密を守れたり謎を解けたりすることで最終的なポイントが加算される
- ダイスなどの運要素はあまりなく、演技と推理で進行していく
- 決められた時間内に結論を出さないといけない
放課後さいころ倶楽部の16巻がほぼまるまるマーダーミステリーの回なので、読んでみると感覚がつかめると思います。
ゲームの流れはおおよそこんな感じです。
- あらすじを読む
- 各プレイヤーが演じるキャラクターを決める
- それぞれのキャラクターごとの内容を自分だけで読む(秘密やミッションもあるので他人に教えちゃだめ)
- 導入部分に入る(事件が起こる)
- 推理開始・・・みんなで話して推理をしていく
- 時間ごとに区切られる。少しずつヒントが出てきたりもする
- 何度かの推理時間が過ぎたら投票(シナリオによって投票するものは変わる)
- 投票結果によりエンディングが分かれる
シナリオやシステムによってはプレイヤー同士で密談できるルールもあるようです。
マーダーミステリー専用アプリ「Uzu」
オンラインで数人集まってマーダーミステリーが体験できるすばらしいアプリです。
- 自動GM機能(参加者は全員プレイヤーになれる)
- 音声通話機能(このアプリだけでマーダーミステリーができる)
- イベント予約機能(予めこの時間にやろうと決めておける)
友達同士でわいわいやることもできるし、人数が足りない場合にイベントを公開して募集することもできます。
体験したシナリオ「加賀っ奏」
「まよんぬが出るネタバレ配信見ちゃったら、このシナリオできないじゃん!悩む・・・」
と職場のチャットでつぶやいたら
「だったら、先にやっちゃいましょう!」
とマーダーミステリー経験者の方が言ってくれたのがきっかけでした。
そして、募集をかけたところ職場のボードゲーム仲間がすぐに集まってくれました。
このシナリオの参加人数は4人。父、母、姉、妹。
多くても少なくてもいけません。
キャラクターは話し合って決めることもできますが、僕らはランダムで決めて・・・僕は姉役になりました。
導入部分がはじまり、頑張って演技をしながらセリフを読み・・・そして推理時間がスタート。
最初は何から手を付けていいかわからなくなるので、持っている情報を出し合ったりして話を進めていきます。
そして、あーでもないこーでもないと話しながら・・・最初の推理時間があっというまに終わりました。
各キャラクターがヒントを受け取れるようで、内容を見て・・・これはもしや・・・とカマをかけたりします。
そして、推理時間がまたしてもあっという間に終わり(ほんとうに時間がすぎるのが速かった・・・あたふたしてると終わります)、投票。
全員の意見がけっこう一致していたのもあり、迷うことなく進みました。
結果・・・全員同点。まあ、ポイントが反映される部分が少なかったのもあり、そうなるよなあ・・・(実は僕は若干負けそうでしたが)
最後の最後まで終わるとシナリオの全貌や各々のテキストを見ることができて、「これ言ってくれれば!」とか「え、そんなのあったの?」とかわいわいと感想戦に入れました。
投票結果も全部見れてしまうので、その結果にも爆笑しながら話せました。
シナリオの内容がネタバレになるのでほとんど書けないからまったく面白さが伝わりませんね。(笑)
今回、Uzuの進行で遊べましたが、音声通話は実はひとりスマホの調子が悪かったためDiscordを使いました。
Uzuでは音声でなにかアクションがおきるわけではないので、それでも問題なくゲームはできます。
遊んでみて、Uzuすごいなと思ったことは
- (今回音声は諦めましたが)声が大きい・小さい人がいた場合にプレイヤーごとに音量を設定できる
- 各フェーズごとに全員がチェックしないと進めないようになっている
- セリフを言わなきゃいけないところでは、担当プレイヤーが操作しないと進まないようになっている
- 投票によって途中のシナリオやエンディングを分岐させることができる
- チェックやタイマーの状態をラグがほとんどなく同期できている
そして、マーダーミステリーを体験して思ったことは
「紙とペンは用意しておいて、書きながら推理したほうがいい」
ということでした。
今回のシナリオは情報量が少ないので頭にしっかり入れられましたが、これより少しでも複雑になると難しいなと思いました。
次回からはちゃんと紙に書こう・・・
というわけで、放課後さいころ倶楽部を読んで気になっていたマーダーミステリーを、まさかのオンラインで体験できた話でした。
楽しいので、みんなやりましょう!!
そういえば、加賀・・・石川県は訪れたことがないなあ・・・ちょっと気になり始めてきました・・・